カボチャ畑 de Fall in Love

私は、この世界に蔓延る邪悪な魔物共を、自らの手で駆逐するべく各地を放浪している、東方出身の格闘家だ。

この辺りに、カボチャに姿を擬態して畑を荒し回るという、非常に悪質極まりない魔物が出ると聞いてやってきたが…？

…何故だろうか、恐ろしい程に静まり返っている。

全くもって、その気配の一片すら感じられないな…？

うん？

あぁ…済まない、ここはキミの畑だったのか？

魔物の被害には遭っていないようだな。

…そうか、それなら安心だ。

魔物を追う余りに、盲目してしまっていたようだ。無断で足を踏み入れてしまった無礼を、どうか、赦してはくれないだろうか。

それにしても、随分と立派なカボチャ畑だ。

キミひとりで世話しているとは思えない…私からしてみれば、心から尊敬に値するよ。

いや、決して誤解はしないで貰いたいのだが、お世辞ではないさ？

この辺りの気候と土壌は、作物を育てるには悪くない。…相性を良く考えて、肥料をやっているんだな。カボチャの実もずっしりと詰まっていて、軽過ぎず、重た過ぎず、程よい重量だ。皮の色艶もいい。丹念に手入れをしている様子が、手に取るように解る。…とても良い出来だ。

おぉ、今度手作りのカボチャ料理で収穫祭を？

これも何かの縁だ、私も是非とも参加させてはもらえないだろうか？

キミの愛情がたっぷり詰まった、極上のカボチャと。

そして、それ以上に甘美な蜜を滴らせるであろう、キミの味見も…させて欲しい…。

スクリーンショット:AegisARIA

ストーリー:蟲ノ水

スクショと添えられたコメント(イケメン格闘家がカボチャ畑に迷い込んだ)を読んで、とっさに思いついたお話しを特別公開☆

この後のナニがアレしちゃうオトナな展開(←‪w)も、書こうと思えば、どこまでも果てしなく書けます(←)が！！

続きは、皆様の妄想で…/////(*´ノi｀)・:∴・:∴・:∴・:∴‪w‪w‪w